サンダーボルツ25
Thunderbolts 25
エレクトラに痛い所を突かれて落ち込むデッドプールが可哀相……(´;ω;`)
ゴーストライダーが!?ってなったりあの二人が寝たり、
寝る相手がいなかったり……デッドプールが可哀相……(´;ω;`)

ロスの口も悪くて、ちょっとだけ大人向けかなって感じの一冊。
comicbookresourcesさんでは24になっていますが、
正しくは25。


以下、公式から公開されている試し読み(プレビュー)の翻訳。
  • ファンが私的に翻訳したもので公式様とは何の関係もありません。
  • 日本の漫画とは逆で、アメコミは左のコマから順に読んで下さい。
  • 画像はcomicbookresources等公式プレビューへのサムネイルリンクです。
  • ページ番号は広告抜き、管理の都合上001はあらすじです。
  • もっといい訳を思いついたら書き換えることがよくあります。
  • できるだけ意味を汲み取るため吹き出し枠(文字数制限)は考慮外です。
  • 翻訳本が発行されることが決定したら全訳ページは削除します。
Thunderbolts 25
20140423発売
表紙: Julian Totino Tedesco
作家: Charles Soule
画家: Paco Diaz
彩色: Israel Silva
発行: Marvel

20140902 プレビュー訳公開
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=21237&cover=1

001
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=21237&pg=1

タディウス「サンダーボルト」ロス将軍――レッドハルク――は
この世を侵す悪の腫瘍を断ち切るためにチームを召集した。
彼の元に厳選されたメンバーには同じ特徴があった――
個人個人では恐らく果たせないことを完遂するために
かつての一匹狼たちがより集まったのだ。
「パニッシャー」ことフランク・キャッスル、私刑執行人。
「ヴェノム」ことフラッシュ・トンプソン、シンビオート兵士。
「デッドプール」ことウェイド・ウィルソン、再生するサイコパス。
「エレクトラ」ことエレクトラ・ナチォス、忍者の暗殺者。
「レッドリーダー」ことサミュエル・スターンズ、
再び力を手に入れたガンマ線を受けたかつてのヴィランで天才。
「死の天使」ミステリアスなマーシー、
あわせて、彼らは……
サンダーボルツ

サンダーボルト・ロス将軍は、
一つのシンプルな契約の下に
一匹狼たちのチームを召集した。
ロスが必要とすることに手を貸せば、
それぞれが一人では決してできないことを
完遂するために、ロスも手を貸す。
このチームにはロスの職務の合間に、
個人個人のミッションを順番に選ぶと言う
「自分に一つ、相手に一つ」と言う
システムがあった。

最新のミッション――ロスが選択したもの――でチームは
数年前、古代の力の神秘の源を探すため
ロスが送り込み行方不明となった三人の兵士を探すため
ホンジュラスのパトゥーカ川へと辿り着いた。
チームの唯一の手掛かりはレッドリーダーだけが読める
奇妙な地図と、生きた兵士たちを見た最後の男。
こちらは雇ったチンピラたちのチームを支配する
大物犯罪者、コルドバだ。
だが任務に就いた直後、
彼らの船にミステリアスな女性がパラシュートで降り立ち、
ロス将軍に口付けた――
次の瞬間ロスの顎先に銃を突きつけ……
002
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=21237&pg=2

[ホンジュラス
モスキーティア地方
パトゥーカ川]

ロス
へレン、一体何のつもりだ?

ヘレン
貸しを返して貰ってるの、ロス。
さあ、大人しく――

ロス
続きは?

ヘレン
わかったわよ。

ロス
一体どういうことだ、ヘレン?

ヘレン
言ったでしょ、ロス――
二人の間にはやり残したことがあるって。

ロス
わかった、話そう。
だが場所を変えよう。

デッドプール
彼女ハルクだと思うか?
アボミネーションかリーダーか。
絶対そのどれかだぜ。
あー、リーダーじゃねぇといいな。
リーダーって気味ワリぃ

リーダー
私が直ぐ隣にいるんだが。

エレクトラ
デッドプール、何か身に着けて。
頭下げて頼むわ、どうか服を着てちょうだい。

デッドプール
へッ、エレクトラ、大抵の場合、
美女が頼むのはだぜ。

エレクトラ
そんな訳ない癖に。

デッドプール
……
あぁ。
003
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=21237&pg=3

ヘレン
何年も後にようやく戻って来て
電話一つ寄越さないわけ?

ロス
すべきだったのか?

ヘレン
当たり前!
ロス、そもそも、ここに何があるにせよ
ここにあるって教えたのはあたし。取引したはずよ。
あなたたちのチームが古器を回収したら
それを研究できる可能性があるから、
代わりにあたしの研究成果をあげたの。

持てるものすべてをあなたに分けてあげたのに。
すべてよ
なのに唐突に消えて 噂じゃ死んだって言うじゃない。

ロス
あのキスを思えば、再会した時そこまで
不快に思ってるようには見えなかったが。

ヘレン
銃を抜けるよう、
あなたの気を逸らしただけ。
あたしが楽しんでたなんて思わないことね。

ロス
騙されていたかもしれんな。

ヘレン
どうやら騙せたみたいじゃない。
いつも引っかかってたしね。

ロス
なんでもいい。
いいか、ヘレン、会えたのは良かったが――多分な――
前回私たちは何一つ見つけられなかった
私のチーム全員が消えた。
彼らを見つけに来たんだ、
君の大事な古器のためじゃない。
君に借りなどない。
たとえあったとしても、
あの川でそのぺたんこの尻が生きながら食われる所を
引き出してやったばかりだ。
おあいこじゃないか。

ヘレン
ないと思うわ。
一緒に行く。

ロス
危険だ。

ヘレン
怪物はびこる川のちっぽけなボートに
パラシュートで降りたのよ、
これ以上どう悪くなるって言うの?
それに、あなたがあたしのこと守ってくれる。

ロス
この探検について言ってるんじゃない。
昔の私じゃないんだ、ヘレン。
君の知る私はもう変わってしまった

ヘレン
だといいけど。

きゃっ!
004
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ロス
一体何が起きてる?
一体これはなんだ?

コルドバ
ここはエル・ポルタル・デル・インフェルノ!
地獄の門だぞ!
この川のとても危険な場所だ――
言っただろう!
こいつらはここに棲んでる中でも小さい奴らだ--
このままじゃバラバラだ!

ロス
こうなることを知らなかったとでも言うのか、このクソが?

コルドバ
こんな酷かったことはないんだ――本当だ!
こんなに暴れるのは見たこともない!
奴ら何かに怒ってる

デッドプール
ありゃ。
もっと頑丈な船誰か持ってねえ?

ゴーストライダー
任せろ。

Ri'o Patuca: 実在する川。急流区域でたくさん人が死んだため現地で「地獄の門」と呼ばれている。
005
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ゴーストライダー
ぐ……っ!
ロスのこのでれでれせずにざっくりした対応、新鮮な感じで好き!
性格がこざっぱりしててカッコイイ!
リーダーの卑怯さとコメディリリーフ的な役割も楽しい。
デッドプールは筋肉隆々でとにかく黙ってそこにいるだけでカッコイイので、
三回シリーズの真ん中回ですが個人的には大好きです.゜+:(●´ω`人)
次の回も色々活躍してとにかくデッドプールはカッコイイんだ……!!

ただオチがね……人によっては受け付けないかも。