デッドプール36
Deadpool 36
オリジナルシン以降の大きなネタバレを含むので
注意してください。
オリジナルシンが終わったばかりですが、この号からまた Axisと言うイベントが開始。 本編中のエヴァンとジェノーシャの一件はAxis系列のお話です。
以下、公式から公開されている試し読み(プレビュー)の翻訳。

世界一腕の立つ傭兵かもしれないが、
世界一ウザイに違いないウェイド・ウィルソンは
政府の極秘プロジェクトに選ばれ、
どんな傷からも回復するヒーリングファクターを手に入れた。
そして今、ウェイドは暗殺を生業とし、
友達の耳を引きちぎりながら獲物の顔を銃で吹き飛ばす。
人呼んで「お喋りな傭兵」……
人呼んで「再生退化」……
人呼んで……
デッドプール
説明しないといけないことがたくさんあるから
早速始めよう。
俺ちゃんがお喋りな傭兵、デッドプール、
ヒーリングファクター持ちかつ、比喩的に激熱な心を持つ、
よく口が回る、サブカルの帝王、
とか言うことは今更言う必要ないよな?
よし、そっち説明するとすごく時間がかかるからな。
じゃあ大事な部分だ。
これはエリー。
俺の娘だ。
育てたのは俺じゃない――
最近まで彼女のことは知らなかった。
だが俺はエリーを見つけて、救って、
俺の友達プレストン捜査官とその家族の元に
身を寄せさせた。
これは俺の友達キム。
X遺伝子と俺のDNAを混ぜる実験をされた北朝鮮の奴だ。
だから俺みたいに傷だらけなのさ。
キムとその他のニセックスメンたちが、
北朝鮮から脱出するのを俺は手助けした。
だが彼らの病状は悪化。
そこで困ってる人たちを助けるのが使命だと信じてる
なんでもできる良いやつらの集まり
X-Menと落ち合った。
そして今キムと仲間たちからの電話があり、
俺の臓器が必要だと。
そしてもちろん――俺はまだ巨大地下王国、
モンスターメトロポリスの女王と結婚してる。
彼女の名はシクラーだ。
なんていうか……俺はこの所ずっと忙しくて。
ほら。いろいろと。
でもきっと彼女もわかってくれるさ。

君たちウェポンXの卒業生たちはみんなこうなのかな。
彼のことはきっと生きてる限り思い続けるよ……。
……でもようやく彼も安寧を手に入れたと信じてる。
ごめん、ウェイド。
発つ準備しないと。
いつかきっとお前をパーティのフルーツパンチのために
失うと思ってたよ。

それとも学校の制服でいいの?
これはミュータントの生き残りを掛けた戦争だ。
助けを呼ぶためクエンティンがテレパシーでここに
送り込んでくれたんだけど、誰にも僕が見えない――
レッドスカルの力が強すぎる。
話してくんね?
声が聞き取りにくいんだが……
偉いぞエヴァン!
だがいいか、俺は少し大事なことをしなくちゃならん。
急ぐから、じゃあな、エヴァン!
キム、ハイタッチだ。
体の中にある俺の欠片を楽しんでくれ。
オリジナルシンが終わったばかりですが、この号からまた Axisと言うイベントが開始。 本編中のエヴァンとジェノーシャの一件はAxis系列のお話です。
以下、公式から公開されている試し読み(プレビュー)の翻訳。
- ファンが私的に翻訳したもので公式様とは何の関係もありません。
- 日本の漫画とは逆で、アメコミは左のコマから順に読んで下さい。
- 画像はcomicbookresources等公式プレビューへのサムネイルリンクです。
- ページ番号は広告抜き、管理の都合上001はあらすじです。
- もっといい訳を思いついたら書き換えることがよくあります。
- できるだけ意味を汲み取るため吹き出し枠(文字数制限)は考慮外です。
- 翻訳本が発行されることが決定したら全訳ページは削除します。
Deadpool 36
20141022発売
表紙: David Nakayama
作家: Brian Posehn, Gerry Duggan
画家: Mike Hawthorne, Terry Pallot
彩色: Jordie Bellaire
発行: Marvel
表紙: David Nakayama
作家: Brian Posehn, Gerry Duggan
画家: Mike Hawthorne, Terry Pallot
彩色: Jordie Bellaire
発行: Marvel
20141018プレビュー訳公開
001
世界一腕の立つ傭兵かもしれないが、
世界一ウザイに違いないウェイド・ウィルソンは
政府の極秘プロジェクトに選ばれ、
どんな傷からも回復するヒーリングファクターを手に入れた。
そして今、ウェイドは暗殺を生業とし、
友達の耳を引きちぎりながら獲物の顔を銃で吹き飛ばす。
人呼んで「お喋りな傭兵」……
人呼んで「再生退化」……
人呼んで……
デッドプール
デッドプール:
やあみんな、こんにちは!説明しないといけないことがたくさんあるから
早速始めよう。
俺ちゃんがお喋りな傭兵、デッドプール、
ヒーリングファクター持ちかつ、比喩的に激熱な心を持つ、
よく口が回る、サブカルの帝王、
とか言うことは今更言う必要ないよな?
よし、そっち説明するとすごく時間がかかるからな。
じゃあ大事な部分だ。
これはエリー。
俺の娘だ。
育てたのは俺じゃない――
最近まで彼女のことは知らなかった。
だが俺はエリーを見つけて、救って、
俺の友達プレストン捜査官とその家族の元に
身を寄せさせた。
これは俺の友達キム。
X遺伝子と俺のDNAを混ぜる実験をされた北朝鮮の奴だ。
だから俺みたいに傷だらけなのさ。
キムとその他のニセックスメンたちが、
北朝鮮から脱出するのを俺は手助けした。
だが彼らの病状は悪化。
そこで困ってる人たちを助けるのが使命だと信じてる
なんでもできる良いやつらの集まり
X-Menと落ち合った。
そして今キムと仲間たちからの電話があり、
俺の臓器が必要だと。
そしてもちろん――俺はまだ巨大地下王国、
モンスターメトロポリスの女王と結婚してる。
彼女の名はシクラーだ。
なんていうか……俺はこの所ずっと忙しくて。
ほら。いろいろと。
でもきっと彼女もわかってくれるさ。
002
003
004
カート:
ねえ、ローガンはいつも怪我の代償を上手く隠してたよ。デッドプール:
俺は平気だ、妖精。カート:
そう?君たちウェポンXの卒業生たちはみんなこうなのかな。
デッドプール:
ローガンは残念だったな。カート:
僕もそう思う。彼のことはきっと生きてる限り思い続けるよ……。
……でもようやく彼も安寧を手に入れたと信じてる。
ごめん、ウェイド。
発つ準備しないと。
デッドプール:
じゃあな、肝臓。いつかきっとお前をパーティのフルーツパンチのために
失うと思ってたよ。
パーティで出されるフルーツパンチのアルコールで肝臓をやられることと、肝臓がフルーツパンチみたく瓶にアルコール漬けにされてることをかけてる。
005
少女:
これってあの革のスーツ着けなきゃいけないところ?それとも学校の制服でいいの?
デッドプール:
おぉ、ジェノーシャで無料プレゼントでもやってるのか?少年:
冗談言ってる場合じゃないよ――これはミュータントの生き残りを掛けた戦争だ。
デッドプール:
あぁ、またそれか。エヴァン:
デッドプール! デッドプール:
エヴァン――なんで幽霊なんだ!?エヴァン:
ジェノーシャに捕らわれてるんだ!助けを呼ぶためクエンティンがテレパシーでここに
送り込んでくれたんだけど、誰にも僕が見えない――
レッドスカルの力が強すぎる。
デッドプール:
なぁ、そのテレパス電話もうちょっと耳に近づけて話してくんね?
声が聞き取りにくいんだが……
クエンティン:
すぐ来るように言え!エヴァン:
すぐに来て、ここは地獄だよ!デッドプール:
あー、万事調子良く物事が進んでて良いな!偉いぞエヴァン!
エヴァン:
待った、本気で来ないってこと?デッドプール:
ああ、怠けてる訳じゃないぞ。だがいいか、俺は少し大事なことをしなくちゃならん。
急ぐから、じゃあな、エヴァン!
キム、ハイタッチだ。
体の中にある俺の欠片を楽しんでくれ。
キム:
ありがとう!