デッドプール35
Deadpool 35
2014年9月24日発売のデッドプール誌最新号です。
*ヴィランの名前わかったので追記しました。
オリジナルシン以降の大きなネタバレを含むので 注意してください。


以下、公式から公開されている試し読み(プレビュー)の翻訳。
  • ファンが私的に翻訳したもので公式様とは何の関係もありません。
  • 日本の漫画とは逆で、アメコミは左のコマから順に読んで下さい。
  • 画像はcomicbookresources等公式プレビューへのサムネイルリンクです。
  • ページ番号は広告抜き、管理の都合上001はあらすじです。
  • もっといい訳を思いついたら書き換えることがよくあります。
  • できるだけ意味を汲み取るため吹き出し枠(文字数制限)は考慮外です。
  • 翻訳本が発行されることが決定したら全訳ページは削除します。
Deadpool 35
20140924発売
表紙: Mark Brooks
作家: Brian Posehn, Gerry Duggan
画家: Mike Hawthorne, Terry Pallot
彩色: Jordie Bellaire
発行: Marvel

20140922プレビュー訳公開
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=23646&cover=1

001
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=23646&pg=1

世界一腕の立つ傭兵かもしれないが、
世界一ウザイに違いないウェイド・ウィルソンは
政府の極秘プロジェクトに選ばれ、
どんな傷からも回復するヒーリングファクターを手に入れた。
そして今、ウェイドは暗殺を生業とし、
友達の耳を引きちぎりながら獲物の顔を銃で吹き飛ばす。
人呼んで「お喋りな傭兵」……
人呼んで「再生退化」……
人呼んで……
デッドプール



デッドプール
やあこんにちは、全国のプールファンのみんな!
俺ちゃん、ポーチでいっぱいな――
デッドプールの登場だ!

さて……大ニュースだ、を買ったぞ。
郊外にあるいい場所で、
ご近所さんもしっかりしてる、
いい学校もあるし、
芝生もこんもり……
大変満足している。

あと、プレストン捜査官の家の真向かいにあるかも
しれないな……そこには俺の娘が住んでる。

ああ、そうだ、娘の話はしたかな?

彼女の名前はエリー
素敵なラテン系女性カルメリータ・カマチョとの間に
もうけた子だ。
しばらく前カルムとエリーは誘拐された。
カルムは死亡。
エリーは俺の天敵の兄弟によって育てられた。
悪い環境ではなかったようだけどな。
俺の狂った人生に二人を巻き込んだことで
カルムの母親は俺を嫌ってる。

俺も、そんな感じだ。

とにかく、エリーは今プレストンと暮らしていて、
前途は洋々。
俺は道の向こう側にちょっと腰を据えて、
何も問題ないか見守ってる。
002
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=23646&pg=2

デッドプール
ここは気に入ったか、エリー?

エリー
プレストン家はいい人たちだよ。

デッドプール
よかった。お前は安全だよ。

ドラキュラ
この装置にかけた金の分は役に立って貰わんとな

エリー
どうしてわたし養子になったの?

デッドプール
俺は……色々と……ぁー。
なあ、お前が理解できるぐらいに大きくなった頃には
俺もきっとすべてを説明できる方法を思いつくさ。

スパイダー・スレイヤー
標的「スパイダーマン」を削除?

エリー
ママのこと知ってた?

デッドプール
ああ、少しだけな。
よくは知らないんだ。
知りたかったさ! ただ……機会がなかった。

スパイダー・スレイヤー
標的更新……

ドラキュラ
どうやって……?
ここはEメールをONにすればいいのか?

エリー
ママは死んだの

スパイダー・スレイヤー
標的「デッドプール」
003
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=23646&pg=3

ドラキュラ
この改造したスパイダー・スレイヤーで――
デッドプールを完膚なきまでに叩き潰してくれるわ!

御身が快癒なさるまでの聡慧なご計画です、閣下。

[ デッドプール・スパイダー・スレイヤーが来たる時 ]
004
http://www.comicbookresources.com/prev_img.php?pid=23646&pg=4

デッドプール
義理のお父さんが恋しいだろうが、
もうお前は無事なんだとわかって欲しい。

エリー
うん。マスク取ってくれる?

デッドプール
それは止めておいた方がいい。

エリー
正体は秘密なの?

デッドプール
いや、俺の名前はウェイド・ウィルソン。
それについては俺もほぼ100パーセント確かだ。

エリー
どうして声がなの?

デッドプール
声帯に傷痕があるんだ。

プレストン
おやすみの時間よ!

デッドプール
エリーはもう歯を磨いたよ。
見張ってたんだ。変な意味でじゃないぞ。
しっかりやってた。
俺の手伝いとか要らないんだ。

エリー
わたし8歳だよ、デッドプール!
歯を磨くのに手伝いなんて要らないもん!

デッドプール
自分の父親に向けて怒鳴るもんじゃない!

お休みな。

エリー
シクラーと一緒に住んでる場所見たいな。

デッドプール
もちろんさ。お前がもう少し大きくなったらな。
45とか50とか。

エリー
デッドプールは飛べるの?

プレストン
いいえ、デッドプールは自分の能力を磨くために
自分に厳しい生き方をしているのよ。
階段を使う代わりに、建物の二階から馬鹿みたいに
飛び降りるとかね。

デッドプール
(どぐしゃ)うぉお!